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アレグレ

『あ、あの……​思い当たるものがたくさんあってですね……

               ―― アレグレ

『話はもう終わり? あんたのことは知らないけど、頭に声が響くんだ。あんたを見ると――「踏みつぶせ」って  

               ――― アレグレ?

『あああああああああ! お前も!お前も!黙れ!! うるさい! うるさい!! うるさぁぁぁあああああああぁぁい!!!

嫌だ!!! 違う!!! 私はッ、ああああ!!! 違う!!!! 私は────  

               ――― アレグレ?

『奴らが"不感症"って呼んでたのはお前だな。……ワケがわからない。ねえ、この状況でどうしてそんなに落ち着いてるの? 少しも痛がったり苦しそうにしない。驚いたそぶりもない。ずっと同じ目でこっちを見てる。……ねえ、本当に人間?  

               ――― アレグレ?

『……よりにもよって……お前がそれを言うのか』  

               ――― ████████

◆FullName / フルネーム

 Aaronovitch Rabertonniere Ethergrid Gladstein Rubens Etruscilla… 

 / アーロノヴィッチ・ラベルトニエール・エセルフリッド・グラッドシュタイン・ルーベンス・エトルスキラ…

◆Byword / 通り名

 Recollective Mind // Sample #11,

 “The Giant's Child” 

 /上位不具合存在 検体11号 "巨人の落とし子"

◆Sex / 性別

 Female (variable) / 女(可変)

◆Age / 年齢

 ??

◆Height / 身長

 152cm (variable)

◆Residence / 居住地

 東部 高密度情報飽和領域 残骸内

 →自警団東支部研究所 第3セクター

 →イズリートインゼル中部 第7区

◆PCSA / 異能

 〈肉の体裁〉 

◆Favorite / 好きなモノ

 食べること、楽しいこと

◆Dislike / 嫌いなモノ

 痛いこと

◆Faction / 所属勢力

 自警団 被検体 → 無法者

◆Favorite music / 好きな曲

 Virtual riot - We're not alone 

/さあ顔を上げて、夜の空を見よう。私たちは一人じゃない

ルタドーカ

◆Personality / 性格・特徴・プロフィール

 褐色肌とクリーム色の髪をした少女……の形をした上位不具合存在(リコレクティブマインド)

 あみだくじのような"貴族の血統"による情報回路が走っている橙瞳が特徴的。表情豊かで、感情の動きによって眼部内の色が変容する。

 

 多重情報集合体であり、実に174259人もの人間の情報が彼女の内在領域に存在する。

 そのような特異性を持ちながら、比較的人間と同程度のコミュニケーションが可能なレベルで正気を保ち、オルドナにも観測可能なほど安定して自身の存在を保っている特殊な個体。

 現在、彼女内部に含まれる様々な人間の人格は恒久的休眠状態となっており、彼女の肉体の行動権と思考は、意識の泥から生まれた統率用人格たちに委譲している。


 後にメーテルリンクによって"アレグレ"と呼ばれる主人格も、その混沌とした人格存在情報のヘドロから生まれた人格のひとつ。

 彼女は"アレグレ"として活動する時間が最も長い。


 "アレグレ"自体の性格は無垢で純朴、健気。快活な少女のようでもあり、どこか小動物のようでもある。

 人見知りするようにおどおどしたそぶりを見せ、敬語で話す。

​ 食欲は人並み以上であり、彼女がいるときは会計時に緊張感が走る。

 他の統率用人格として、生意気で邪悪な性格の"██████"や、男性型の外見と性格になる"██████"といったのものが時折出現している。


 幾重もの人物の知識や記憶を持っているため、"名前"など、個人を特定する言葉を尋ねられると思い当たる言葉が多く、混乱してしまう。

 第四次大規模不具合災害(サイバーコンフリクト)の後、イズリートインゼル都市部に放置されていた超巨大不具合存在の残骸から回収され、自警団の研究所地下にて幽閉されていた。

 

​ 研究者からは「検体11号」などと呼ばれている。

◆PCSA //                          // Luterdoca

〈肉の体裁〉

ルタドーカ

 非常に大多数の生命存在情報を保有しているアレグレは、自身の不安定な肉体構成情報を自在に変容させ、外見を恣意的に変化させる。応用として、触れた相手の肉体情報を再現し本人そっくりに擬態する。

 外見を精巧に模倣できるが、対象の記憶や人格まで模倣はできない。

 自身の中にある膨大な情報素子を用いて、自身の身体に触手など様々な器官を生成し、それを操って戦闘行動を行う。

 また周囲のオブジェクトに溶け込み、視覚や聴覚などの感覚器官を生成し接続することで偵察行動を行う。

​◆異形体

 彼女は戦闘行動の際、獣のような暴走状態をとることがある。

 外見だけでなく精神性も獣と化す異形の姿ではあるが、戦闘能力は確かに、飛躍的向上をみせる。

◆Combat Profile / 戦闘プロフィール

◆人の形をした怪物

 上位不具合存在である特性から、彼女に対して人間の急所のようなものは存在しない。

​ 人体の形を模倣しているだけで、その中身はうごめく触手の塊であるため、重要部位の位置が人間のそれと異なる。

 通常の調整者と違い頭部を吹き飛ばされたとしても、問題なく活動できる。

 ただ、調整者としての現実改変および情報介入処理は、彼女に統合された調整者一人の処理能力に依存しているため、彼女自身への負荷も高い。

◆侵入者を圧殺させるほど高密度な内在領域

 彼女の内在領域は膨大な人格存在情報が混沌と満たされている状態になっており、非常に圧力が高い。
 侵入を試みようとすると、彼女内部の情報圧力に押しつぶされるか、膨大な情報に処理能力を奪われるので、試みた者は大抵カーネルパニックを起こし、あっけなく"落ち"る。

◆完全に肉体を失うと死んでしまう

 一般的な調整者と異なる点として、アレグレの場合、統合された調整者の存在情報はロストしたものとされており、オラクルサーバー側で存在情報と接続の抹消が完了しているため、自己再生以外の修復ができない。その為完全に肉体を失うと死んでしまう。


 

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◆Author's Note //

 少女の皮被った怪物っていいよね。

​ いろんな見た目と性格があってお得。

​ 男にもなれる。その時の見た目はチャラい。

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